ユルゲン・クロップ監督が退任し、アンフィールドで新たなヘッドコーチに任命されたアルネ・スロット。昨シーズンまではフェイエノールトで国内リーグやカップ戦でトロフィーを掲げ、その功績やキャラクター、プレースタイル、若手育成など多方面で評価を高めた。
EURO2024にはスロバキア代表の一員として参加したフェイエノールトDFダヴィド・ハンツコは、スロット監督が自身のキャリアを大きく変貌させたことを明かし、感謝を述べつつも、リバプール移籍は実現しないだろうと語った。
「3年後には、世界最高の監督のひとりとして名前が挙がるだろう。」
「彼が僕らと一緒に成し遂げたことを知っているし、今ではそれを示す最大のプラットフォームを手にしている。」
「彼と彼のスタッフには大きな信頼を寄せている。彼とともにリバプールに行くことを望んでいるから、その感謝の気持ちを表現しているわけではないんだ。」
「シーズン終了後、何度か話をしたけれど、彼らが僕のポジションの選手を探しているとは思えないから、リバプールに移籍することはないと思う。」
「でも、彼の幸運を祈っているよ。彼は本当にファンタスティックな監督だからね。」
「この2年間で、僕のキャリアを変えてくれた。プレーの仕方やサッカーに対する見方を教えてくれた。」
「トレーニングでも、ミーティングでも、彼のシステムにも感銘を受けた。彼のおかげで、僕はサッカー選手としていくつかの面で成長することができた。」
「彼とのトレーニングはいつも楽しみなんだ。彼のプレースタイルも、チームミーティングで見せるビデオも、すべてがプロフェッショナルなんだ。」
Voetbal International
26歳のセンターバックは、代表では左サイドバックとしてプレー。昨シーズンから求める左利きのディフェンダーだが、10代〜20代前半のプレーヤーを中心にリストアップする補強プランとは異なり、選手が明かすようにアンフィールドに移る可能性は限りなく低い。
はたして、2028年6月まで契約を結ぶスロバキア代表ディフェンダーは、アトレティコ・マドリードらが関心を示す中、新たなクラブでのステップアップを果たすだろうか…?