昨シーズン、リバプールからのレンタルでマインツに加わった22歳DFセップ・ファン・デン・ベルフは充実したシーズンを過ごした。ブンデスリーガやDFBポカールを通じて、36試合に出場すると、継続的な好パフォーマンスでドイツ国内で評価を高めた。
マインツは新シーズンもオランダ人センターバックとともに戦うことを望んでおり、クラブ残留に向けて動いている。他方、ブレントフォードやサウサンプトンらプレミアリーグ勢も関心を示しており、この夏の去就には注目が集まっている。
オランダ紙『Eindhovens Dagblad』によると、母国のPSVアイントホーフェンも争奪戦に参加する可能性があるようだ。同選手はアンフィールドから離れることを希望しているとも言われ、売却する場合、リバプールは2000万ポンドを要求する見込みだ。
オランダのクラブは、昨季限りで契約満了のため退団したブラジル人DFアンドレ・ラマーリョに代わる選手を探しており、候補の一人としてリバプールDFの動向を追っている。なお、2019年にズヴォレから移籍した際にも注目していたそうで、本腰を入れれば5年越しの再トライになる。
アルネ・スロット新監督はプレシーズンで試したい意向とも言われるが、はたしてオランダU-21DFは今後、どのようなキャリアを歩むことになるのだろうか…?