この夏の移籍マーケットにおいて、アタッカーを探していたリバプールに突如としてイングランド代表FWアンソニー・ゴードンを獲得できるチャンスが巡ってきた。プレミアリーグの “収益性と持続可能性に関する規則”(PSR)への抵触を避けるため、ニューカッスルは選手売却を迫られていた。
高額な移籍金で売却できる主力選手も対象になっており、元エバートンFWを巡っては、リバプールとの交渉が報じられた。しかし、想定以上の要求額やトレード選手のすり合わせが叶わず、アンフィールドに移籍する夢は絶たれた。
海外メディア『Football Insider』によれば、マンチェスター・シティはリバプール移籍を希望していたとも言われるイングランド代表のウィンガー争奪戦に参加した模様で、今夏にも熾烈な競争が展開される可能性があるようだ。
ニューカッスルが要求額を下げない限りは、リバプールがふたたび関心を示すことはないが、資金力の豊富なシティは別。ただし、ジェレミー・ドクやジャック・グリーリッシュら充実した左ウィンガーを揃えているだけに、本気度は疑わしい。
所属クラブも放出には否定的とも言われ、昨シーズンには大ブレークを果たした23歳の点取り屋が今夏、新たなクラブに移る未来は描きにくいが、はたして…!?