現在開催中のEURO2024において、ロナルド・クーマン監督率いるオランダ代表で3ゴール1アシストを挙げ、準々決勝のトルコ代表戦では決勝点となったオウンゴールを誘発。準決勝まで駒を進めたチームを牽引している。
オランダ代表ではもともと慣れ親しんだ左ウイングを任され、相手ディフェンダーとの1対1を制し、チャンスを作ることもしばしば。カットインからの強烈なシュートも脅威で、若い頃からプレーしてきたポジションで活き活きとしている。
リバプールでは左ウイングに加えて、センターフォワードやミッドフィルダーとしても起用され、様々なポジションを経験。クロップ監督からの要望に必死に応えていたと明かしながら、苦しくも勝ち上がっている同国代表の現状に満足感をのぞかせた。
「ずっと左ウィンガーだったから、それが僕の好みだったんだ。でもこの1年半、ユルゲン・クロップ監督は僕に他のポジションでプレーすることを求めていた。だから、僕はベストを尽くしたんだ。」
「この大会は僕らのグループにとって、とても美しいトーナメントだった。強いフィーリングがある。準決勝に進んだが、これで大会が終わったわけではない。ここにいるどのチームも決勝に進みたいと思っているし、僕たちも同じだ。」
「イングランドが準決勝に残っているのは、決して無意味なことではない。イングランドには本当にいい選手が揃っているし、素晴らしいチームだ。だからこそ、見事な試合になることを期待している。イングランドは(グループリーグを)勝ち抜いたんだ。」
「結局のところ、それが最も重要なことなんだ。いいサッカーをしても、敗退することはある。当然、それぞれの国がもう少し良いプレーができることは誰もが知っていると思うけど、勝てばそれでいいんだ。」
The Mirror
アルネ・スロット新体制になり、コロンビア代表FWルイス・ディアスと左ウイングでバチバチのレギュラー争いが勃発するのか。はたまた、昨季同様にセンターフォワードや別のポジションでの起用が多くなるのだろうか…?
そして、オランダ代表はイングランド代表を下し、決勝の舞台まで辿り着けるのだろうか…?