セップ・ファン・デン・ベルフはプレストン・ノースエンドでのレンタル生活で評価を高め、昨季はマインツにローン移籍すると、即座にレギュラーの座を掴む。シーズンを通じて、36試合に出場し、抜群なパフォーマンスを披露。ブンデスリーガのみならず、複数クラブが関心を寄せていた。
22歳のセンターバックについては、今夏でのリバプール退団が噂されており、獲得を狙うクラブに対して2000万ポンドを要求する見通し。それでも、アルネ・スロット新監督はプレシーズンで同選手を試したい考えだ。
海外メディア『The Athletic』によると、リバプールはヴォルフスブルクとマインツから提示された獲得オファーを拒否し、ジョエル・マティプとの契約満了で空いたポジションを埋められるか、その目で確かめたいようだ。
リバプールのトップチームでは4試合しか出場しておらず、近年はローン移籍を繰り返している。22歳になり、出番を求めて今夏での退団を希望しているとも言われており、オランダU-21代表ディフェンダーの去就には注目が集まる。
はたして、ズウォレ出身DFはプレシーズンで指揮官を納得させ、センターバック陣のひとりに選ばれるのか…もしくは、移籍金と引き換えに、新たなクラブにふたたび移籍することになるのだろうか…?