リバプール加入初年度、低い決定率やセンターフォワードとして拙いプレーで批判も多かったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。昨シーズンは最前線でのプレーが改善し、ゴールとアシストの両方で二桁を記録し、ストライカーとして成長した。
それでも、シーズン終盤にかけて得点力が低下し、1対1を決められないシーンも目立ち、バルセロナ移籍の噂も持ち上がった。とはいえ、まだまだ25歳と覚醒の余地を残し、代表での活躍ぶりを見るに、歴史に名を刻む点取り屋になれる可能性を秘めている。
アルネ・スロット新監督も元ベンフィカのフォワードに対して大きな期待を寄せている。プレシーズンが始まる前に同選手と会話したことを明かし、新シーズンにおいて、どこでプレーするかを伝えてあると語った。
「私は彼が好きだから、このプレースタイルに本当にうまくフィットすると思っている。」
「彼にはもう話したよ。すでに話した選手の一人だ。彼はチャンスを仕留めるのに苦労したかもしれないが、そのポジションに何度も入ってきている。」
「とてもうまくフィットできると思うが、このようなクラブでは、彼のポジションでプレーできる選手が他にもたくさんいるのが普通。彼にとって、どのポジションでプレーするかははっきりしている。」
「それは自分にとっても同じで、彼に言ったからこそはっきりした。見た限りでは、彼は複数のポジションでプレーしていて、どのポジションでプレーすることになるのかを彼に伝えたんだ。」
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ユルゲン・クロップ監督のもとでは、絶対的なエースの座を奪いきれなかったウルグアイ人ストライカーだが、エジプト代表FWモハメド・サラーが年齢による衰えを隠しきれない中、次世代のエースとして期待される。
はたして、25歳のフォワードは新たな指揮官とともに、世界的な選手に成長することができるのだろうか…?