契約満了の選手に加えて、レギュラー陣が抜けた穴を埋めるため、また世代交代を進めるためにも、リバプールは昨夏ミッドフィルダーを4名獲得した。中でも、アレクシス・マック・アリスターはMVP級の活躍を見せ、シーズン前半にはドミニク・ソボスライ、後半には遠藤航が実力を証明した。
センターバック陣の若返りやモハメド・サラーの後継者探しを進めるリバプールは、他にも守備的ミッドフィルダーらとの関係が報じらており、もしもクィービーン・ケレハーが退団した場合には、2番手GKの確保も必要となる。
現役時代には、リバプールの右サイドバックとして、またイングランド代表でも活躍したグレン・ジョンソンは、古巣のクラブが昨夏と同じように賢い選手補強を行うと予想し、適切な選手を獲得するために水面下で働き続けていると語った。
「リバプールはこの夏、何人かの選手を獲得する必要がある。」
「この移籍市場は昨年と同じような感じがする。彼らは決してパニック的に買いに行ったり、罠にはまって5、6人の選手を買ったりはしない。彼らは常に冷静で計算高く、獲得したい選手の候補リストを持っているはずだ。」
「彼らはリフレッシュするために何人かの選手と契約し、古株の選手と入れ替える必要があり、表向きは静かに聞こえるが、舞台裏では多くの仕事が行われていることだろう。」
Paddy Power
ユルゲン・クロップ監督のもとで、リバプールを引っ張り続けてきたサラーやフィルジル・ファンダイクは、契約満了まで残り1年となっており、この夏には延長オファーを承諾するかどうかに注目が集まっている。
例え契約延長に成功したとしても、彼らの後任確保は避けられない。はたして、リバプールはふたたびサポーターをアッと言わせる補強を実施するのだろうか…？