サウジアラビアが継続的に関心を示し続けるリバプールGKアリソン・ベッカー。加えて、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーにも退団の噂が飛び交い、3番手GKアドリアンは契約延長を拒否し、スペインに復帰した。
ゴールキーパー陣のシャッフルが実施される可能性のあるリバプールは、もしもの事態に備えて、ヨーロッパや南米で活躍する実績十分なキーパーをリストアップしており、昨季レアル・マドリードで31試合に出場したウクライナ代表GKアンドリー・ルニンに注目していると、海外メディア『HITC』が報じた。
ティボ・クルトゥワが負傷による長期離脱に伴い、レンタル移籍で加入したスペイン人GKケパとの競争を勝ち抜き、カルロ・アンチェロッティ監督率いるチームでレギュラーの座を手にした。しかし、新シーズンはベルギー代表GKが復帰するため、ベンチを温める時間が増える。
母国のフル代表では13試合でピッチに立っており、EURO2024でも初戦のルーマニア代表戦でスタメン出場を果たした。25歳とキャリアの中盤を迎えており、リバプールにおけるケレハーのような立ち位置で、毎週のようにプレーできるクラブを求めるのは自然なことだ。
ただし、すべてはブラジル代表GKがアンフィールドを離れる選択を行わない限り、レアル・マドリードGK獲得に本腰を入れることはない。結局はクラブを変えるだけになり、イングランドに移る理由はない。
ケパがチェルシーに戻るため、スペインのクラブが第2GKを手放すわけもなく、このままサンティアゴ・ベルナベウでスタメンになるために切磋琢磨することだろう…