ユルゲン・クロップ政権で長らくリバプールの最終ラインを支えた元カメルーン代表DFジョエル・マティプがチームを離れ、その穴埋めを狙うリバプール。また、フィルジル・ファンダイクも年齢が高くなっており、最終ラインの全体的な若返りが必要になってきている。
昨季レンタル先で大活躍した22歳DFセップ・ファン・デン・ベルフが復帰したものの、選手本人はレギュラーの座を狙えるクラブへの移籍を志願しており、この夏の移籍市場における退団の可能性が高まりつつある。
新たなセンターバック候補として、様々な選手の名前が浮上しているが、EURO2024ではイングランド代表のスタメンを張るクリスタル・パレスDFマルク・グエイもターゲットのひとりに報じられる中、ファブリツィオ・ロマーノ氏は注目なコメントを残した。
同氏が海外メディア『Caught Offside』に語った内容によると、リバプールは今年3月に選手の動向を探るために問い合わせを実施したものの、その後は何も動きは見られず、交渉やオファーには発展していないようだ。
リバプールは中でも左利きのセンターバックを追い求めると言われるが、最近ではレアル・マドリード移籍を希望するフランスの18歳DFレニー・ヨロにも注目していると見られ、利き足に関係ななく、将来的に有望なディフェンダーを狙っている。
クリスタル・パレスでは絶対的なレギュラーの座を掴んでおり、同クラブでは111試合に出場している。決して高身長なセンターバックではないが、対人守備にも強く、パス回しや走力にも長け、まさに現代的なディフェンダーのひとりだ。
年齢も24歳と若く、アルネ・スロット新監督のもとで次なる時代を担えるが、現時点ではリバプールが同選手の獲得に向けた動きを活発化させているとは思えないが、はたしてアンフィールドでプレーする未来は到来するのだろうか…?