ユルゲン・クロップ監督が9年間の在籍の末、アンフィールドでの指揮官の座を降りた。新たにその座に就いたのは、フェイエノールトを率いていたアルネ・スロット監督。プレミアリーグでの新たなチャレンジを目の前に、リバプールで初めてのプレシーズンに参加している。
ハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズら20歳前後の若手選手が集う中、EURO2024出場を逃したギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスも初日から参加しており、今夏に大会のないエジプト代表FWモハメド・サラーや日本代表MF遠藤航らも遅れて合流した。
オランダ人指揮官との初仕事で、トレーニンググラウンドで様々な指導を受けている28歳の左サイドバックだが、AZアルクマールやフェイエノールトなどエールディビジで監督を歴任してきた同指揮官との感触を語り、練習を重ねてピッチで何が表現できるかが楽しみだと明かした。
「そうだね、とても良かったし、とても激しかった。」
「全選手が毎日、可能な限りベストを尽くしていると思う。」
「彼(スロット)はとてもいいアイディアを持っていると思う。僕らは一生懸命、彼が望むプレーを理解しようと努力している。」
「彼と何度も何度も練習を重ねた結果、試合でのチームの反応や、自分たちに何ができるのか、とても楽しみにしている。」
「いいサッカーをすること。」
「プレーしたいときにトライアングルを作ること、特に右足でボールを受けてそこから前進するために小さな動きをすること。」
「まだ練習日数は少ないが、この数日間、彼らが僕らに与えてくれた主なメッセージはこれだと思う。」
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