ユルゲン・クロップ監督とともに、昨シーズン限りでアンフィールドを退団した元カメルーン代表DFジョエル・マティプ。シャルケでは通算256試合に出場し、リバプールでも200試合以上で出番を得ており、数々の大舞台を経験してきた。
32歳のセンターバックは、リバプールとの契約満了後はフリーな状態が続いており、新天地を探している。プレミアリーグやチャンピオンズリーグも勝ち取った同選手に対して、昨季ブンデスリーガを無敗優勝したバイエル・レバークーゼンが熱視線を注いでいると、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者が伝えた。
「バイエル・レバークーゼンは、フリーエージェントのジョエル・マティプとの契約に強い関心を示している。」
「最初の交渉が実施された。シャビ・アロンソは経験豊富なセンターバックをチームに加えたいと考えている。」
🚨🔴 Bayer 04 Leverkusen is very interested to sign Joel #Matip as a free agent!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) July 18, 2024
First talks took place. Xavi Alonso wants to strengthen the team with an experienced central defender. @berger_pj | @Sky_Marlon89 | @SkySportDE 🇨🇲 pic.twitter.com/1JvjKOowR5
昨シーズン、ディフェンスリーダーとして守備陣を引っ張ってきたドイツ代表DFヨナタン・ターが在籍しているものの、センターバック陣の強化を狙うバイエルン・ミュンヘンが動向を追っており、選手本人も移籍を希望しているとも報じられている。
その後釜を担える経験豊富な選手を求めており、シャビ・アロンソ監督はドイツやイングランドで様々な試合で最後尾からチームを支え続けた元リバプールDFを理想的な人材としてリストアップしており、移籍金がかからずに獲得できる点も魅力的。
加えて、新シーズンにはチャンピオンズリーグでの戦いが待ち受けるレバークーゼンだけに、同大会で54試合に出場経験のあるベテランディフェンダーは貴重な存在になり得る。
はたして、ブンデスリーガ王者は無所属のマティプと契約を結べるのだろうか…?