バルセロナの下部組織で力を磨き、トップチームに上がらずにディナモ・ザグレブに移籍した26歳MFダニ・オルモ。クロアチアでは通算124試合に出場すると、34ゴール28アシストと見事な数字を残し、2022年の冬にRBライプツィヒにステップアップを果たした。
ドイツのクラブでもレギュラーの座を確保。昨シーズンは怪我の影響で多くの試合を欠場したが、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグを通じて、25試合8ゴール5アシストを記録。今夏のEURO2024ではスペイン代表に選ばれ、3ゴールで得点王に輝いた。
元バルセロナMFに対しては同大会以前から強豪クラブが関心を示しており、EUROでの活躍により、さらに人気度は高まった。
スペイン紙『Diario AS』によれば、リバプールは契約解除条項6000万ユーロの26歳ミッドフィルダー獲得を真剣に検討しており、まもなく期限を迎える条項を行使する可能性があるようだ。
マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドらプレミアリーグ勢に加えて、バイエルン・ミュンヘンや古巣バルセロナ、アトレティコ・マドリードも興味を抱いており、ギリギリのタイミングで壮絶なオファー合戦が展開されるかもしれない。
攻撃的ミッドフィルダーとして、トップ下や左右のウイングなど複数ポジションでのプレーを難なくこなす器用かつ賢いプレーヤーが、アンフィールドに上陸する未来はあるのだろうか…?