この夏の移籍マーケットにおいて、モハメド・サラーに代わって、チームのエースになり得るアタッカーを探すリバプール。また、ディフェンスリーダーのフィルジル・ファンダイクも33歳と、センターバック陣の若返りも課題のひとつだ。
優先度こそ低いが、遠藤航やステファン・バイチェティッチが任される中盤の底で活躍できる守備的ミッドフィルダーにも注目している。アタランタMFエデルソンやバイエルン・ミュンヘンMFヨシュア・キミッヒらの名前が噂され続けている。
そこに新たな選手が加わった。ルディ・ガレッティ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、アタランタやアトレティコ・マドリードも関心のセルティックMFマット・オライリーの動向について、リバプールも気にかけているようだ。
「マット・オライリーはヨーロッパのいくつかのクラブのリストに入っている。」
「アタランタは真っ先に彼の獲得に動いたチームだが、セルティックの選手を巡る争奪戦はまだ続いている。」
「リバプールとアトレティコ・マドリードは、デンマーク代表MFの状況をよく知っている。」
🚨👀 Matt #ORiley has been included on the lists of some 🇪🇺 clubs.
— Rudy Galetti (@RudyGaletti) July 19, 2024
⚔️ #Atalanta is the team that moved first for him, but the race for the #Celtic player is still open.
📃 #Liverpool and #Atleti are well-informed about the situation of the 🇩🇰 midfielder. 🐓⚽ @APaglia7 pic.twitter.com/IJV36bcg6s
ロンドン出身のデンマーク代表MFは、2022年の冬にMKドンズからセルティック加入。MKドンズの前は無所属を半年間経験している苦労人は、スコットランドで定位置を掴み取り、ここまで121試合で27ゴール34アシストを挙げ、中心選手に成長した。
その活躍が認められ、2023年11月にはU-21代表からプレーするデンマーク代表に初選出され、EORO予選などで出場を果たした。左足から繰り出される繊細なタッチのパス、中盤を全体的に走り回れる運動量などを持ち、恵まれた身長で高さまで兼ね備える。
チャンピオンズリーグにも12試合でピッチに立っており、魅力的な左足を披露してきたが、この夏にステップアップに踏み切るのだろうか…?