サウサンプトンからリバプールに加入したオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクは、ディフェンスリーダーとして失点も多かったチームを変化させ、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーらと強固な守備陣を形成した。
33歳になったいまも第一線で活躍しており、EURO2024でも母国のフル代表のキャプテンマークを巻き、最終ラインを引っ張った。コーナーキックやフリーキックからの脅威も健在で、今後もクラブと代表でリーダーとしての役割が求められる。
しかし、不安要素がないわけではない。リバプールとの契約が2025年6月に迫っており、この夏には契約更新の交渉が実施される予定。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は休暇中のオランダ代表DFの状況はまだ静かで、イングランドに戻ってくるまでは何も動かないと口にした。
「リバプールのキャプテン、フィルジル・ファンダイクを巡って多くの噂が飛び交っているが、先日の彼の発言の翌日にすでにここでも述べたように、今のところ状況は静かだ。」
「リバプールは何のオファーも受けていないし、フィルジルは休暇中だから、ファンダイクの周りもまた静かで、リバプールは彼が休暇から戻ってくるのを待っている。」
The Daily Briefing