EURO2024でもドイツ代表MFヨシュア・キミッヒは、所属するバイエルン・ミュンヘンとの契約延長を拒否し、今夏の移籍が濃厚となっていた。リバプールやバルセロナ、マンチェスター・シティなど名だたる強豪クラブが関心を示し、争奪戦に発展する可能性がある。
現行契約は2025年6月までと迫っており、来年には移籍金なしのフリートランスファーで獲得可能となる。しかし、元シュトゥットガルトMFは、バイエルンとの契約を全うし、それが満了するその時まで、現在のチームに留まる意向であると、ドイツ紙『BILD』が伝えた。
アリアンツ・アレーナでは通算390試合42ゴール104アシストを記録してきた同選手は、プレミアリーグやラ・リーガでのチャレンジにも前向きと見られているものの、2015年からプレーしてきた所属クラブに忠誠を誓うことになるかもしれない。
ドイツ代表では右サイドバックとして質の高いパフォーマンスを見せ、クラブではミッドフィルダーとして全体のバランスを取れるタイプの賢いプレーヤー。どのクラブにとっても重要なチームメンバーになれるだけに、その去就には注目が集まる。
はたして、29歳のミッドフィルダーは今夏、どのような決断を下すのだろうか…?