ブラックバーンやボルトン、クリスタル・パレスでプロ選手として活躍した元ガイアナ代表MFニール・ダンズの息子、リバプールのアカデミーでプレーする18歳FWジェイデン・ダンズは、負傷者が相次いだ昨シーズン、プレミアリーグやヨーロッパリーグ、カップ戦でトップチームデビューを飾った。
恵まれた体格に加えて、前線で周りを活かしたプレーにも長け、ゴールに貪欲な姿勢も見せ、非凡なポテンシャルを感じさせた。しかし、フォワード陣が揃い、新たなアタッカー獲得を狙うリバプールだけに、今シーズンは出番に恵まれない可能性も否定できない。
海外メディア『Teamtalk』によれば、プリマス・アーガイルの監督に就任した元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは同選手を高く評価しており、攻撃陣の強化の一貫として1年間のローン移籍での獲得に向けた準備を進めているようだ。
昨季チャンピオンシップで21位で終え、ギリギリのところで残留を決めた。新シーズンでの飛躍を狙い、ルーニー監督を招聘。戦力的には自動昇格圏内の2位以上を確定させるのは困難だが、プレーオフに出場できる6位以内でのフィニッシュを狙っている。
もしも移籍が実現した場合には、12ゴールを挙げたスコットランド人FWライアン・ハーディとポジションを争うことになる。
はたして、リバプールはトップチームでの経験を積ませるためにも、若きストライカーのレンタル移籍を許容するのだろうか…?