ブラジル代表FWネイマールや元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表MFルベン・ネヴェスら数々の有名選手を獲得したサウジ・プロフェッショナルリーグ。リバプールからもジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、ロベルト・フィルミーノも中東行きを決断した。
そして、サウジアラビアはこの夏も積極的な補強を狙っている。マンチェスター・シティGKエデルソンやMFケヴィン・デ・ブライネらがターゲットに挙げられており、エジプト代表FWモハメド・サラーやブラジル代表GKアリソン・ベッカーらリバプールと契約を結ぶ選手も例外ではない。
オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクもその一人で、契約期間が残り1年を切っているタイミングでの獲得を狙っている。リバプールはチームのキャプテンを売却する意思はなく、契約更新を目指し、この夏に交渉が実施される予定。
海外メディア『TEAMtalk』によれば、オランダ代表でもキャプテンを務める33歳センターバックの退団を仄めかし、リバプールは獲得を狙うサウジアラビアのクラブに対して、移籍金として5500万ユーロを要求しているようだ。
もしも更新ができない場合には、来夏にフリートランスファーで移籍が可能になる。リバプールにとっても移籍金なしで退団されるよりは、少しでもお金を回収したいのは当たり前だが、ディフェンスリーダーに代わる選手は簡単には現れず、あと1年間残留して、最終ラインの統率を伝授してもらいたいところ。
EURO2024が終了後には、意味深なコメントを残しており、休暇明けにアルネ・スロット監督やリチャード・ヒューズSDらとの話し合いの結果が待たれる…
「今はまだ何も考えていない。クラブレベルで、そして国際的な選手として、自分が何をしたいのか、この夏にじっくり考えるつもりだ。それからまた頑張るけど、まずはここから立ち直ることが大事だ。」
「いろいろなことが起こったこのようなシーズンが過ぎ、もう終わりだということがわかるから、最後は感情的になるんだ。」