ジョエル・マティプが去り、センターバック陣の枚数が減少したリバプール。33歳になったオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクに代わり、長期的に活躍できる後継者候補も探しており、この夏には新たなディフェンダーが加入する可能性が高まっている。
現時点ではどの選手の獲得にも成功しておらず、リバプールの補強部門がどのように動くかには注目が集まる。膠着した状況において、『Sky Sport Germany』フィリップ・ヒンゼ記者は、RBライプツィヒに所属する24歳DFモハメド・シマカンへの関心を報じた。
リバプール以外にも、アトレティコ・マドリードも動向を追っており、今夏での移籍が噂された。しかし、その報道を真っ向から否定したのが、デイヴィッド・リンチ氏（英ジャーナリスト）。レッドブルグループにいるから関係が疑われただけだと主張し、狙っている選手ではないと伝えた。
「RBライプツィヒのモハメド・シマカン。プロフィールはセンターバックとも右サイドバックとも言われているが、私の理解では、リバプールが追い求めている選手ではない。」
「リバプールは多才な選手が好きだし、レッドブルのクラブにいた選手が好きなんだ。なぜ関係が生まれたかわかるだろう？」
「今のところ、モハメド・シマカンは、リバプールがこの夏に狙っている選手ではないことは間違いない。」
右サイドバックやセンターバックとしてプレー可能な24歳のディフェンダーは、ブンデスリーガのクラブで通算120試合7ゴール13アシストを記録。昨シーズンも主軸を任され、チャンピオンズリーグにも7試合出場した。
RBライプツィヒでの生活にも満足しているため、今後数ヶ月間で移籍が実現することはなさそうだが、リバプールはどのディフェンダーをアンフィールドに連れてくるのだろうか…？