左サイドバックとして、その将来を嘱望されているウェールズ代表DFオーウェン・ベック。アンディー・ロバートソンやコスタス・ツィミカス、ジョー・ゴメスとポジション争いに加わることができず、昨シーズンはスコティッシュ・プレミアシップのダンディーにレンタル移籍した。
スコットランドでは25試合に出場し、レギュラーとして活躍。自信を深めて、現在はリバプールのプレシーズンに参加しているものの、今シーズンもトップチームでの出番が増える予感はなく、ふたたびのレンタルが近づいている。
海外メディア『Football Scotland』によれば、21歳の左サイドバックに対しては、複数のチャンピオンシップクラブやドイツ、オランダから関心が届いており、良いイメージを残すダンディーに復帰する道は閉ざされたようだ。
リバプールU-21チームにおいては、54試合で11アシストを挙げた若きディフェンダーだが、トップチームでの出場は3試合に留まっている。アンフィールドに残留して出場機会を逃すくらいなら、ローン移籍で武者修行が理想的。
はたして、若きウェールズ人ディフェンダーは今夏、他のクラブに移籍することになるのだろか…?