2019年の夏、リバプールに加入した期待の若手DFセップ・ファン・デン・ベルフだが、ユルゲン・クロップ政権では信頼を得るに至らず、プレストン・ノースエンドやシャルケ、マインツでのレンタル生活を余儀なくされた。
同郷のアルネ・スロット新監督のもと、新たな役割を与えられる可能性も高い22歳のセンターバックは、昨季マインツで見せた好パフォーマンスによって、ヨーロッパでも人気銘柄となり、この夏の移籍マーケットにおいて、複数のクラブが関心を示している。
選手側もレギュラーの座が約束されていないアンフィールドに残るよりも、別のクラブへの移籍を希望している。主にブンデスリーガでの人気が高い中、ホッフェンハイムも同選手を巡る争奪戦に乗り出すことを決めたと、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者が報じた。
「TSGホッフェンハイムが、セップ・ファン・デン・ベルフ争奪戦に参戦。」
「22歳のセンターバックは、報道されているように、この移籍市場でリバプールを去ることを望んでいる。」
「ホッフェンハイムと選手側との話し合いが行われた。リバプールとの交渉はまだない。」
「マインツ05もまだ関心を示すが、リバプールは現時点で2000万ユーロを要求している。」
🚨🔵 Excl. | TSG Hoffenheim have entered the race for Sepp van den Berg!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) July 24, 2024
22 y/o central defender wants to leave Liverpool this transfer window as reported.
Talks between Hoffenheim and the player’s side have taken place. No talks with #LFC yet.
Mainz 05, still there but… pic.twitter.com/1Bv7IYTFex
オランダ人指揮官は若きセンターバックに期待を寄せており、契約満了に伴い退団した元カメルーン代表DFジョエル・マティプの代わりになれるかをプレシーズンでチェックしたい方針で、いますぐ放出する気持ちはなさそうだ。
2000万ユーロの要求額が高額すぎると考えるクラブもあるといわれるが、オランダ人センターバックはリバプールに残留するのか、もしくはドイツに新たなクラブを見つけ出すのだろうか…?