EURO2024にも参加したイングランド代表FWアンソニー・ゴードンは、開催期間中にリバプール移籍が取り沙汰された。ニューカッスルは簡単には手放すつもりはなく、高額な移籍金を要求し、値下げに応じるには21歳DFジャレル・クアンサーを交換条件に求めるなど、交渉は前に進まなかった。
リバプールはそれでもシーズン後半に得点力が低下したアタッカー陣の強化を狙っており、とくにエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者探しは本格化している。
元イングランド代表DFグレン・ジョンソンは、元エバートンFWがエジプシャン・キングに代わる選手になれるかどうかには懐疑的で、コロンビア代表FWルイス・ディアスからポジションを奪うことも難しいと語った。
「アンソニー・ゴードンは好きな選手だが、モハメド・サラーの代役になれるかどうかはわからない。2人はタイプが違うからね。」
「彼は直線的でアシストもできるし、もちろんゴールも決める。問題なのは、もし彼が中央でプレーできなければ、ルイス・ディアスの座を射止めることはできないだろう。リバプールは選手を必要としている。もし彼を良い条件で獲得できるのであれば、サインを試みるべきだ。」
Paddy Power
ただでさえ、左ウィンガーは多く在籍している。ルイス・ディアスに加えて、オランダ代表FWコーディ・ガクポやポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタも同ポジションでプレー可能で、これ以上の獲得は不要。
理想的には右ウィンガー確保が最優先で、左利きウィンガーが最も必要となる選手像。もしも誰かが退団すれば需要は増すが、現時点では考えにくい未来だ。
はたして、将来的にイングランド代表ウィンガーが、アンフィールドでプレーすることはあるのだろか…?