リバプールとの契約期間が2025年6月までに迫り、この夏に更新の交渉が予定されているイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド。補強以上に現有の主力組との契約締結は急務で、モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクとも話し合いが控える。
30歳を超えたサラーやファンダイクにはサウジアラビアが熱視線を向けているが、25歳の副キャプテンに対してはレアル・マドリードが動向を追っている。来夏にフリートランスファーで獲得を検討していると見られ、リバプールにとっては正念場を迎える。
現役時代にはアンフィールドでも活躍した元イングランド代表DFグレン・ジョンソンは、レアル・マドリードからのアプローチを断るのは困難である一方、移籍金なしでの放出は何がなんでも避けなければならないと語った。
「マドリードはマドリードだ。リバプールは短期的には不安な時期を過ごすことになるから、レアル・マドリードが交渉の席につけば、選手が移籍しないのは難しい。」
「レアル・マドリードに移籍すれば、チャンピオンズリーグでもう一度優勝する可能性がある。1月以降に彼らと事前契約を交わす可能性もあるが、リバプールは無償で彼を失うわけにはいかない。フリートランスファーで出て行くのを許すのは、リバプールにとって馬鹿げたビジネスだ。」
「リバプールが彼を引き留めようとしているのは間違いないが、時間は刻一刻と迫っており、レアル・マドリードが彼に興味を持っているのであれば、現時点ではリバプールにとって不利になるだけだ。」
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