オランダからリバプールに移籍して以来、長い期間をレンタル先で過ごしてきた22歳DFセップ・ファン・デン・ベルフ。昨シーズンはマインツに加入すると、開幕戦からレギュラーとして活躍し、1年間を通じて好パフォーマンスを披露した。
ブンデスリーガで評価を高めた若きセンターバックには、マインツやホッフェンハイムらドイツ勢に加えて、母国からPSVアイントホーフェンが関心を示していたが、オランダのクラブは獲得に向けた一歩を踏み出し、1000万ユーロでオファーを提示したと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。
「PSVアイントホーフェンが先週末、セップ・ファン・デン・ベルフ獲得に向け、リバプールに約1000万ユーロの正式オファーを提示した。」
「リバプールはこの提案を即座に拒否した。」
🚨🔴 Understand PSV Eindhoven have sent formal bid to Liverpool for Sepp van den Berg at the end of last week, worth around €10m.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 29, 2024
Liverpool have immediately rejected the proposal. pic.twitter.com/fqDNliSfmY
アルネ・スロット監督が信頼を寄せていることもあり、リバプールは同選手を高く評価しており、2000万ユーロの移籍金を求めている。今回の提示額は半分であり、レッズが首を縦に振るわけもなく、何も進展が見られなかった。
一方で、選手や代理人はその金額を疑問視しており、スタメンの座が確約されているクラブに移籍したい願望を隠していない。プレシーズンを通して、スロット監督がセンターバック陣における序列をどのようにするかによっては、オランダ人ディフェンダーが移籍リクエストを提出しても不思議はない。
はたして、元オランダU-21代表DFは今夏、新たなクラブに加入することになるのだろうか…?