ユルゲン・クロップ監督の時代が過ぎ去り、アルネ・スロット新監督が就任したリバプール。シャビ・アロンソやルベン・アモリムら若き指揮官への関心もあった中、アンフィールドで指揮を執ることが決定したオランダ人指揮官は、新たなチャレンジに胸を踊らせている。
基本的なプレースタイルは継承しつつも、フェイエノールトなどこれまでのクラブで培った経験をミックスさせ、新生リバプールの確立に向けて、プレシーズンでは練習やフレンドリーマッチを通じて、相互理解を高め合っている。
10代の頃から注目され、2019年からリバプールに在籍するイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットはポゼッションがより重要となった新しいプレースタイルに楽しみを隠せないようで、開幕戦に向けてトライし続ける必要があると語った。
「とてもエレガントで、オランダ風で、とてもいい感じだよ。」
「プレースタイルはだいぶ違う。今はポゼッションが重要なんだ。選手たちはワクワクしているし、特定のパターンでプレーしている。チーム内は良い雰囲気だし、若手は試合で実践することに興奮している。」
「みんなにとって新鮮なスタートだ。緊張ではなく、楽しみなんだと思う。正直なところ、すぐに習得できると思う。」
「前回の試合では、自由で素晴らしいサッカーができた瞬間があった。」
「プレシーズンだし、まだ最初の2、3試合だ。新しいことばかりだから、(すぐに)うまくいかなくても続ける必要がある。」
BBC