エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者として、また移籍の噂が絶えないコロンビア代表FWルイス・ディアスに代わるフォワードとして、リバプールはこの夏の移籍マーケットにおいて、新たなアタッカー獲得を狙っている。
ニューカッスルFWアンソニー・ゴードン、ウルブスFWペドロ・ネト、ガラタサライFWバルシュ・ユルマズ、日本代表MF久保建英など実に様々なタイプのプレーヤーがリバプールとの関係が取り沙汰されており、その真相が掴みにくい状況だ。
イタリア紙『Tutto Juve』によれば、リバプールはホッフェンハイムに所属するドイツ代表FWマクシミリアン・バイアーに関心を示しており、マンチェスター・ユナイテッドやユベントス、アトレティコ・マドリードらと争奪戦に加わることを検討しているようだ。
なお、イタリアとスペインのクラブはともに2500万ユーロから3000万ユーロのオファーを準備していると見られるものの、ホッフェンハイムは同選手の退団に向けて、最低でも4000万ユーロを要求するとも報じている。
センターフォワードを主戦場とする長身ストライカーは、昨季35試合16ゴール3アシストを含む見事なシーズンを過ごし、ブンデスリーガ7位フィニッシュに大きく貢献。その活躍が認められ、2024年6月にはドイツ代表デビューを飾った。
2022/23シーズン、ハノーファーでのレンタル移籍でトップチームの経験を積んだことで、キャリア自体が上向いている。ゴール前での精度も年々高まっており、若きドイツ人フォワードの評価はうなぎのぼりだ。
得点を量産しているエジプシャン・キングに代わる点取り屋として、21歳のストライカーがアンフィールドにやってくることはあるのだろうか…?