EURO2024の大会期間中、トルコ代表の一員として好パフォーマンスを披露し、一気に人気銘柄に躍り出たガラタサライFWバルシュ・ユルマズ。国内リーグでは左右のサイドバックやウィンガーとしてもプレーし、55試合で7ゴール12アシストを決めた。
スピードに加えて、フィルジル・ファンダイクとも張り合えるだけのフィジカルを持つ。オランダ代表との試合ではその実力を見せ付けた。リバプールのスカウトチームの評価も高まっており、トルコ方面を筆頭に同選手への関心を報じている。
クリスチャン・フォルク氏（ドイツ人ジャーナリスト）は、24歳フォワードを巡る移籍情報をアップデート。ボルシア・ドルトムントやフランクフルト、RBライプツィヒらブンデスリーガ勢の関心にも関わらず、リバプールが行動に移せば相手にならないだろうと綴った。
「ドルトムントはバルシュ・ユルマズをリストアップしているが、現時点では具体的ではない。」
「フランクフルトとライプツィヒの噂は、ドルトムントの場合ほど確実なものではない。」
「ドルトムントが新しいストライカーを必要としているのであれば、（ニクラス・）フュルクルクを売却することも選択肢になるだろうが、リバプールはドイツのチームを恐れる必要はないと思う。」
Fact Files column
エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者を探し求めるリバプールは、この夏の移籍市場にも新たなアタッカーを迎え入れる可能性がある。メインターゲットは左利きの右ウィンガーだが、ニューカッスルFWアンソニー・ゴードンのように、左ウィンガーにも興味を持っている。
現時点でリバプールがトルコ代表のアタッカーに手を出すとは思えないものの、他の候補者よりも安価で獲得できるだけに、もしかするともしかするかもしれない…