ニューカッスルに所属するイングランド代表FWアンソニー・ゴードン獲得に向けて、リバプールとの交渉が実施されたこの夏。移籍金の高さやジャレル・クアンサーをトレード要員として求められたことで、話し合いは実のあるものにはならず、移籍は実現しなかった。
ただし、元エバートンFWはアカデミー時代に過ごしたリバプール行きを熱望しているといわれ、交渉が破談した後も、同選手を巡る議論やニュースが報道されている。
デイヴィッド・リンチ氏（英ジャーナリスト）もそのひとりで、イングランド代表FWの現行契約が2026年6月までと残り2年に迫っていることを理由に、コロンビア代表FWルイス・ディアスを高額で売却できれば、リバプールがふたたび移籍に関心を示す可能性を示唆した。
「アンソニー・ゴードンについては、もしかしたら後々復活する可能性があると思う。だって、契約の問題があるからね。」
「ニューカッスルはPSRの問題を乗り越えたとはいえ、交渉という点では弱い立場にある。彼はリバプールでのプレーを熱望しているし、ルイス・ディアスへの関心も報じられている。」
「現在、その興味は何かしらの形になり、オファーが行われ、リバプールが売却するのに適したものでなければならないし、追い出すつもりはない。」
「しかし、もしそれが実現し、材料が揃ったなら、アンソニー・ゴードンは彼らが称賛している選手であることは間違いない。そして、残り2年という彼の契約期間から、ニューカッスルの弱点を感じ取り、そこを試すことになるだろう。」