フィルジル・ファンダイクに代わり、長期的にセンターバックの左側を務められるディフェンダーを探しているリバプール。その中心は左足から正確なパスも出せる左利きのプレーヤーが本命だが、クリスタル・パレスで同ポジションでプレーするイングランド代表DFマルク・グエイの名前も挙がっている。
ガレス・サウスゲート元イングランド代表監督のお気に入り、マンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイアがコンディションが整わず出場叶わずに、その代役としてジョン・ストーンズの相方を任せられたのが、24歳のセンターバックだ。
依然として同選手の動向を追っていると見られるが、リバプールは争奪戦から撤退する公算が高まっている。海外メディア『Football Insider』によれば、マイケル・オリーセをバイエルン・ミュンヘンに高額で売却したクリスタル・パレスは、強気の7000万ポンドを要求しており、その金額を提示する可能性は低いと報じている。
オランダ代表DFを獲得した際には、7500万ポンドを支払ったリバプール。今回に関しても払えない額ではないものの、ディフェンスリーダーとして、個人能力も比較すると、ロンドンのクラブが要求している金額は法外と言える。
イングランド人というプレミア価格が上乗せされているため、高額すぎると感じないクラブもあるだろうが、それはリバプールには当てはまらない。近年はトレント・アレクサンダー=アーノルドやカーティス・ジョーンズ、ハーヴェイ・エリオット、ジャレル・クアンサーらが在籍しているため事足りている。
EURO2024では見事なパフォーマンスを披露した24歳の元チェルシーDFは、この夏にステップアップを果たすのか…?