EURO2024開催期間中に、突如として大注目を集めたイングランド代表FWアンソニー・ゴードンを巡るリバプールとニューカッスルの交渉。結果的には移籍金や交換条件で合意できずに移籍は成立しなかったが、その後も同選手への関心が報じられ続けている。
英『Mail Sport』によれば、27歳DFジョー・ゴメスに加えて、3000万ポンドの移籍金で合意に近づいていた模様で、ライプツィヒでメディカルチェックが予定されていたようだ。なお、ニューカッスルはイングランド代表DFに対し、4500万ポンドの評価額を設定していた。
昨シーズンには左サイドバックとしてキャリアを取り戻し、代表復帰も叶った元チャールトンDF。守備的ミッドフィルダーや右サイドバックでもプレーし、センターバック陣の一員としても数えられている。
アルネ・スロット新監督を迎え、新たな時代に進むリバプールにおいて、27歳ディフェンダーがどのような役割を担うかは分からないが、依然として重要なチームメンバーであることに変わりなく、退団は避けたいはずだ。
一方で、ゴメスは毎週のようにプレーできるクラブを求めており、新たなチャレンジにも前向きと言われる。加えて、オランダ人指揮官は同郷DFセップ・ファン・デン・ベルフに期待を寄せており、もしかするとチーム内での序列が下がるかもしれない。
20歳FWヤンクバ・ミンテをブライトンに、エリオット・アンダーソンをノッティンガム・フォレストに売却したことで、プレミアリーグの “収益性と持続可能性に関する規則”(PSR)への懸念から解放された。
しかし、ベテラン勢の多いニューカッスルのディフェンダー陣を刷新するためにも、イングランド代表DF獲得は理想的なオプションであり、リバプールも元エバートンFWを高く評価していることから、ふたたび移籍の可能性が浮上してもおかしくはなさそうだ…