シーズン中から様々な選手への関心が噂されてきたが、現時点でレギュラー格の選手をひとりも獲得していないリバプール。アルネ・スロット新監督に選手を見極める時間を与えた印象も強いが、他のライバルクラブが補強を実施する中で取り残されており、一部のサポーターから不満の声も漏れ伝わる。
しかし、リバプールがついに動き出す可能性が高まっている。英『The Independent』ミゲル・デラニー記者によると、チームに何が必要かを理解したスロット監督を反映し、来週から補強に向けた動きが活発化すると綴った。
「選手たちが新しいボスの感触を掴む機会があったと同時に、新しいボスも選手たちの動きを把握するのに十分な時間があった。要するに、スロットは今、自分が何を望み、何が必要なのかをより正確に理解できるようになったということだ。」
「リバプール陣営の間では、8月18日のプレミアリーグ開幕戦、イプスウィッチ・タウンとのアウェイ戦を目前に控えた来週、いよいよ移籍交渉が活発化するとの見方が強い。今後10日間で、最初の正式なオファーが出される可能性が高い。」
「リバプールは現在、センターバック、守備的ミッドフィルダー、ワイドのフォワードを探している。その中で最も注目されているのは、ニューカッスル・ユナイテッドのアンソニー・ゴードンで、彼は以前から移籍を強く望んでいる。」
当初はエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者になり得る選手に加えて、フィルジル・ファンダイクの後釜を担えるディフェンダーを狙っていると言われたリバプールだが、最近は中盤の底を任せれるミッドフィルダーへの関心も高まっている。
新シーズンに向けてプレシーズンで様々なテストを行うアルネ・スロットら首脳陣およびリチャード・ヒューズSDは、チームを強化するためにどのような選手にアプローチするのか?そして、近い未来に吉報は届くのだろうか…?