2025年6月までと契約が迫るエジプト代表FWモハメド・サラーは、今年6月に32歳となった。アンフィールドで大量のゴールを挙げてきたストライカーの後継者を探すリバプールは、プレミアリーグのみならず、世界中のウィンガーをリストアップしてきた。
PSVアイントホーフェンで通算85試合21ゴール19アシストを結果を残し、昨シーズンは国内リーグ制覇に大きく貢献したベルギー代表FWヨハン・バカヨコには、サウジアラビアのアル・ヒラルがオファーを提示するも、中東行きを希望しない同選手はそのオファーを拒否した。
エジプシャン・キング同様に、左利きの右ウィンガーにはリバプールも関心を示す。最近はその噂が下火になってきているものの、イングランドでの初挑戦の可能性もある21歳フォワードは、チャンピオンズリーグ制覇を夢に見ていると明かし、ヨーロッパのトップクラブへの移籍を示唆した。
「トップへの準備はできている。」
「来年退団する可能性もあるが、まだ代理人と慎重に話し合う必要がある。来シーズン、僕がプレーするPSVにも左右される部分がある。」
「僕はトップレベルでもやれる。もしPSVアイントホーフェンを離れるとしたら、PSVのようにトロフィーを目指して戦えるクラブになるだろう。チャンピオンになることが僕の望みなんだ。チャンピオンズリーグで優勝すること。僕にはそのための資格がある。」
「PSVはトップクラブでもある。それにここはいいところだよ。本当に、いいところだよ。ここでプレーすることを嫌だと思ったことは一度もない。休暇は欧州選手権の直後だったけど、PSVに戻ってこられたのは最高だよ。昨シーズンの雰囲気はまだ残っている。」
「優勝してから長い時間が経った。万が一、自分が去ることになったときのために、何かを残したかった。去年ならそんなことはしなかっただろうし、もし今、移籍となれば、そうなるだろう。」
「PSVはタイトルを獲得し、ヨーロッパでふたたび何かを成し遂げた。これでミッションは終わったが、次のミッションがあるのか、クラブが僕に託したものは何なのかを見極めなければならない。」
Eindhovens Dagblad