昨シーズンはハル・シティにレンタルされると、41試合に出場3ゴール5アシストとチャンピオンシップで自らの実力を示した21歳MFタイラー・モートン。今季はリバプールに戻り、プレシーズンではアルネ・スロット監督にアピールし続けている。
しかし、その去就は定かではない。日本代表MF遠藤航や19歳MFステファン・バイチェティッチらが序列では上に位置しており、インサイドハーフのポジション争いはさらに熾烈。アンフィールドに残留したとしても、プレー時間は限られる。
2シーズン前には、ブラックバーン・ローヴァーズでも活躍。イングランドの2部リーグでは申し分ないパフォーマンスを披露しており、プレミアリーグなどトップリーグで自分の能力を試す時期に差し掛かっており、若きミッドフィルダーが退団を申し入れても不思議はない。
英『Daily Mail』ルイス・スティール記者によると、イングランドU-21代表MFに対しては、RBライプツィヒやアタランタ、プレミアリーグのいくつかのクラブが完全移籍での獲得を狙っており、この夏に新たなクラブに移る可能性があるようだ。
「もういくつか質問があって、ひとつはタイラー・モートンについて。リバプールが彼をどうするかはわからない。」
「完全移籍をめぐって、彼への関心は高い。思いつくところでは、RBライプツィヒ、アタランタ、そしてプレミアリーグにも複数のクラブがある。」
「リバプールが欲しがっているのは2000万ポンドくらいで、これはセップ・ファン・デン・ベルフと同じ値段設定だ。」
リバプールのトップチームで、プレミアリーグやチャンピオンズリーグに出場した経験もある若きミッドフィルダーだが、新たなクラブで新たなチャレンジに歩むことになるのだろうか…?