昨シーズン、マインツにレンタル移籍された22歳DFセップ・ファン・デン・ベルフは、ブンデスリーガで33試合に出場を果たし、継続的な好パフォーマンスで評価はうなぎのぼり。今夏の移籍市場では、ドイツやオランダから複数のクラブが関心を示している。
そのひとつのクラブであり、同選手が昨季過ごしたマインツでスポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏が今回の件に言及。クラブや選手が相思相愛であるが、リバプールの要求する2000万ポンドは支払う余裕がないことを明かしている。
「私たちは彼に留まってほしいと思っているし、セップもそうしたいと思っている。しかし、リバプールがまだ決断していないことも尊重している。」
「リバプールが求めている2000万ポンド以上では選手を買わない。我々のクラブはそんなことはできない。」
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アルネ・スロット監督が就任したことで、センターバック陣の序列が入れ替わる可能性がある。昨シーズンに台頭したジャレル・クアンサーはプレシーズンでも調子良く、オランダ人センターバックもまた好調を維持している。
一方で、新たなチャレンジを求めているとも言われるジョー・ゴメス売却には応じる可能性も示唆されており、アンソニー・ゴードンを巡りニューカッスルと交渉していたときには、リバプールはゴメスを差し出す条件にゴーサインを出したとも伝えられている。
オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクがベテランになる中、次なる時代の中心選手になれるポテンシャルを持つファン・デン・ベルフだが、リバプールはイブラヒマ・コナテを含む、4選手を最終ラインで起用する方針に切り替えるかもしれない。
まもなく動き出すと見られるリバプールの補強だが、どのようなチームで新シーズンを迎えるのだろうか…?