リバプール加入以来、フロントスリーの一角を担い、数多くのゴールやアシストでチームの勝利に貢献してきたエジプト代表FWモハメド・サラーだが、30歳を過ぎ、全盛期のスピードやドリブル突破は影を潜めつつも、チャンスメーカーとして数々の得点に絡んでいる。
サウジアラビアから強い関心が届くエジプシャン・キングに代わり、ゴールを決められるフォワードを探している。左利きの右ウィンガーを中心に多種多様なプレーヤーをリストアップする中、センターフォワードや左ウィンガーも候補者に入っている。
海外メディア『Football Insider』によると、リバプールはスポルティングFWヴィクトル・ギェケレシュ獲得レースに参戦する見通しで、アーセナルやチェルシー、トッテナム・ホットスパーらと争奪戦を展開する可能性があるようだ。
2023年7月にコヴェントリーからポルトガルに移籍した26歳のストライカーは、初挑戦の地で高い得点力を発揮。昨シーズンは50試合43ゴール15アシストを挙げ、スウェーデン代表でも20試合で6ゴールを奪っている。
センターフォワードをメインポジションとする大柄なストライカーだが、8600万ポンドもの契約解除金が設定されているといわれ、リバプールが獲得に動く可能性は限りなく低い。また、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスもおり、補強の優先度も低い。
スウェーデン代表FWが今夏、プレミアリーグにステップアップするとは思えないが、新シーズンも結果を出せばワンチャンありそうだ…