ユルゲン・クロップ監督を引き継ぎ、リバプールの新たなヘッドコーチに就任したアルネ・スロット。チームはプレシーズンに突入しており、キャンプに合流した選手たちとのコミュニケーションを図り、新シーズンに向けた準備を始めている。
一方で、オランダ人指揮官を支えるコーチ陣も充実し始めており、直近では昨シーズンまでウェストハム・ユナイテッドでアシスタントコーチを務めた元オランダ代表DFヨン・ハイティンハが、前クラブと同じポジションで採用された。
現役引退後、アヤックスのユースやトップチームでコーチや監督を経験。指導者として着実に成長しており、かつてリバプールでも活躍した元オランダ代表FWライアン・バベルが、アヤックス時代に仕事をしていた頃を振り返り、良いオーラを放っていたと語った。
「トルコで最後に所属したチームと契約する前に、(アヤックスで)ごく短期間だけ彼と仕事をすることができた。その時、自分にはチームがなかったから、体力作りのためにアヤックスで練習させてもらえないかと頼んだんだ。」
「数週間で、彼がとても優秀なコーチであることがわかった。アヤックスが選手たちにどのような指導を望んでいるかをよく理解していた。」
「彼は努力に関して非常に高い基準を持ち、とても良いオーラを持っていた。」
Redmen TV
選手としても輝かしいキャリアを持ち、アヤックスを始め、アトレティコ・マドリードやエバートン、フラムなどでプレー。母国のフル代表としても87試合に出場し、7ゴールを奪っている。
40歳になり、イングランドの強豪クラブで新たなチャレンジを手にしたハイティンハは、スロット監督をサポートし、リバプールのプレミアリーグ上位フィニッシュに貢献できるか…彼の手腕やオーラには注目したい…