エジプト代表FWモハメド・サラーは年齢を重ね、サウジアラビアからも熱視線が届き、これから長期的にアンフィールドに残留する可能性は低い。さらに、コロンビア代表FWルイス・ディアスには、バルセロナやパリ・サンジェルマンが動向を追っている。
新たなアタッカーを探すリバプールは、前回のEURO2020で大活躍し、イタリア代表を優勝に導いたユベントスFWフェデリコ・キエーザへの関心が報じられ続けている。発信源は主にイタリアのゴシップ紙だけに信憑性が低く、リストアップすらしていない可能性もある。
それでも噂が続く。海外メディア『Football Transfers』によれば、リバプールやアーセナル、ニューカッスル・ユナイテッドに加えて、サウジ・プロフェッショナルリーグも関心を示す同選手だが、もしもユベントスを退団する場合には、良好な関係を維持するトッテナム・ホットスパー移籍が濃厚なようだ。
ロドリゴ・ベンタンクールやデヤン・クルゼフスキらが元ユベントスで、他にもセリエAで活躍した多くの選手が在籍するトッテナム。イタリアのクラブと密なコネクションを築いており、最大3000万ユーロと見られる要求額も交渉次第で、減額できる可能性も伝えている。
この夏に開催していたEURO2024でも同国代表に選出されたものの、好パフォーマンスを披露できていない。近年はセリエAでも伸び悩んでおり、昨シーズンは37試合で10ゴール3アシストと、期待値やクラブのレベルを考えると物足りなさを感じざるを得ない。
リバプールが同選手確保に動き出すことはないと断言できるが、他のプレミアリーグのクラブで、イングランド上陸を果たすことはあるのだろうか…？