昨シーズン限りでアンフィールドを去ったユルゲン・クロップ監督からの信頼も厚かった19歳MFボビー・クラーク。怪我人が多かったこともあって、昨季はプレミアリーグやヨーロッパリーグ、FAカップ、リーグカップに出場した。
ドイツ人指揮官のアシスタントコーチを務め、今シーズンからレッドブル・ザルツブルクの監督に就任したペピン・リンダースも若きミッドフィルダーの才能を信じる一人で、かねてからローン移籍の可能性を探っていると思われた。
英『DAVEOCKOP』によれば、オーストリアのクラブは獲得に動きを見せ、ローン移籍ではなく、完全移籍に向けて、600万ポンドでオファーを提示した。しかし、リバプールはその提案を拒否したようだ。
他にもノリッジ・シティやレンジャーズ、リーズ・ユナイテッドらも関心を示しており、チャンピオンシップやスコティッシュ・プレミアシップにレンタルされる可能性もある。
2021年の夏にはニューカッスル・ユナイテッドからリバプールに移籍。アンダーカテゴリーで実力を磨くと、トップチームでは通算14試合で1ゴール2アシストを挙げた。
リバプールが完全移籍で同選手を手放すとは思えないが、ローン移籍であれば許容する見通し。はたして、若きミッドフィルダーは新シーズン、どのクラブでプレーすることになるのだろうか…?