スコットランド代表でキャプテンを任されるほどにアンフィールドで成長したアンディー・ロバートソンもすでに30歳。運動量が必要なサイドバックとしてはキャリアも終盤に差し掛かっており、控えのコスタス・ツィミカスも28歳と決して若いとは言い切れず、レギュラーの座を確保するほどのパフォーマンスを披露できていない。
オーウェン・ベックやルーク・チェンバースら若手陣は完全移籍かローン移籍で放出されることが濃厚で、アルネ・スロット監督の信頼を得ているとは言えない。次世代を担う左サイドバックとして、リバプールは南米に視線を向けている。
アルゼンチン人ジャーナリスト、Mariano Antico氏はリバプールがラヌースに所属する19歳DFフリオ・ソレルに注目しており、正式なオファーが提示されるだろうと伝えた。なお、移籍金は1500万ドルが想定されており、移籍を実現させるにはその金額以上のオファーが必要となる。
「リバプールとラヌースが、オリンピックに出場したばかりのウインガーに白羽の矢を立てた。正式なオファーはまだないが、届く見込みだ。もし、彼らが要求された1500万ドルに達すれば、移籍が成立する可能性は非常に高い。」
Hubo sondeo de Liverpool y Lanús le puso una cifra al lateral que viene de participar en los Juegos Olímpicos. No hay oferta formal aún, pero es probable que llegue. Si llegan a los 15 millones que pide el granate es muy factible que se haga el pase https://t.co/x0rtgcOL99
— Mariano Antico (@marianoantico) August 4, 2024
この夏に開催されたオリンピックにも、アルゼンチンU-23代表として参加。グループステージでは全試合でスタメン出場を飾った。所属するクルブ・アトレティコ・ラヌースでは通算36試合で出番を得ており、母国で評価を高めている。
足元のテクニックに優れ、細かなタッチでのドリブルで前線にも駆け上がる。いますぐにレギュラー争いに加わることは難しいが、1年間でカップ戦を中心に経験を積ませれば覚醒するだけのポテンシャルを有している。
はたして、リバプールはアルゼンチンの若き左サイドバック獲得に向けて、オファーを提示するのだろうか…?