アメリカツアーを終えて、本格的に選手獲得に動き出すリバプール。プレシーズンでの数試合で選手たちの評価を行い、アタッカーやセンターバックらとともに、守備的ミッドフィルダーが補強方針で最上位に挙げられている。
海外メディア『The Athletic』デイビット・オーンスタイン記者は、中盤の底を任せられる選手の獲得に熱心である事実を伝えつつ、今週という具体的な期間を明言し、新たなミッドフィルダーが加入する可能性を報じていた。
プレミアリーグ以外という情報しかなかったものの、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏はリバプールがレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ獲得に乗り出しており、近くクラブや選手側との交渉が実施されると伝えている。
「リバプールは新たなミッドフィルダーとして、マルティン・スビメンディ獲得を模索しており、6000万ユーロの契約解除条項がある。」
「クラブ間と選手サイドで話し合いが行われる予定だ。」
🚨🔴 Liverpool are exploring move for Martin Zubimendi as new midfielder, as there’s €60m release clause into his contract.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 7, 2024
Talks will follow between clubs and on player side. pic.twitter.com/4poac9d5rC
アルネ・スロット新監督のもと、相手のボールを奪いに行くボールハンタータイプの日本代表MF遠藤航の評価は低下しており、プレシーズンでも後半からの投入が多かった。チーム内での序列は下がっており、昨季のレギュラー組以外にも、カーティス・ジョーンズやライアン・フラーフェンベルフらも後塵を拝している。
レアル・ソシエダで通算188試合に出場してきた25歳MFは、秀でたパスセンスで中盤の底から攻撃を組み立てられるタイプの選手で、スロット監督の好みのプレーヤーだ。この夏に開催したEURO2024ではスペイン代表として4試合でプレーし、同大会制覇に貢献した。
日本代表MF久保建英も所属するスペインのクラブで、昨季はチャンピオンズリーグも経験。絶賛売り出し中で、経験豊富なスペイン人ミッドフィルダーは、アンフィールドでプレーすることになるのだろうか…?