ユルゲン・クロップ監督が退団し、アルネ・スロット新監督はアメリカでのツアーを通じて、合流していた選手たちの精査を実施。今後数週間で補強はもちろん、選手の放出やレンタル移籍などが活発化する見通しだ。
そうした状況において、リバプールは18歳の若きウィンガー、スコットランド代表FWベン・ドークの育成方針を決めた模様で、ローン移籍を許容することを決断したと、英『The Express』が報じた。
ドリブル突破が魅力的なウィンガーに対しては、ブレントフォードやレスター・シティ、サウサンプトンらプレミアリーグ勢が関心を示しており、リバプールを去ったとしてもトップリーグでプレーするかもしれない。
なお同紙によると、レンタル移籍を最も可能性が高い解決策としているが、全ての可能性を閉ざしてはいない。ローン契約に買取オプションを付けることも検討しているようで、オランダ人指揮官の目指すサッカーとは相性が悪いのだろう。
クロップ政権では未来を担うウィンガーとして認識されていたものの、監督交代でキャリアに暗雲が立ちこめた。はたして、カップ戦を中心に10試合に出場している18歳のフォワードは、どのクラブで実力を磨くことになるのか…?