ボール奪取に優れる日本代表MF遠藤航に代わり、テクニックの高い守備的ミッドフィルダーを求めるアルネ・スロット監督。様々な選手の名前がメディアを賑わせる中、リバプールは現在レアル・ソシエダでプレーするスペイン代表MFマルティン・スビメンディの説得に全力を注いでいる。
同クラブを率いるイマノル・アルグアシル監督は、25歳MFの残留を求めているとも言われ、両クラブとの話し合いが行われている。リバプールは新シーズンが迫っており、早めに取引をまとめるためにも、一気に攻勢を強めている。
海外メディア『GIVEMESPORT』によれば、スビメンディの気持ちはアンフィールドに傾いているようだ。スロット新体制でのプロジェクトが決め手になり、リバプールも契約解除条項で設定されている金額を支払う覚悟を決めたとも報じている。
昨シーズンはラ・リーガやチャンピオンズリーグを通じて、45試合に出場。4ゴール1アシストを記録し、国内リーグ6位フィニッシュにも貢献。さらに、この夏に開催されたEURO2204ではスペイン代表にも選出され、途中出場が多かったものの、同国代表の優勝メンバーの一員となった。
ヨーロッパの舞台でも活躍できることを証明しており、新たなチャレンジをするにも適した年齢。プレミアリーグはスペインとは大幅に異なるが、イングランドでも十分に実力を見せ付けるだけのポテンシャルを有しており、リバプールにとって今夏の補強第一号になるかもしれない。
はたして、リバプールはレアル・ソシエダから中盤のマエストロを引き抜くことに成功するのだろうか…?