アヤックス在籍時代から、ユルゲン・クロップ監督がその能力を高く評価し、当時も獲得に動いたオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。その後、バイエルン・ミュンヘンに移籍したが、レギュラーになれず、昨夏の移籍市場においてアンフィールドに新天地を求めた。
昨シーズンは、ヨーロッパリーグでは質の高いパフォーマンスを見せたが、イングランドではプレー強度に苦しみながらも、後半戦のフラム戦でプレミアリーグ初ゴールを奪った。期待感を抱かせる内容でシーズンを終えた。
同郷のアルネ・スロット監督が就任したことで、オランダ人MFが新たな時代の幕開けを迎えるかに思われたが、驚きのニュースが飛び出した。トルコ紙『Yeni Safak』によれば、同選手は新監督の構想外になっており、移籍の可能性が浮上しているようだ。また、ガラタサライが関心を示しているとも報じた。
22歳の若きミッドフィルダーは、昨季38試合に出場。EURO2024では出場機会こそなかったが、オランダ代表にも選出されており、母国の未来を担う逸材として評価を高めつつある。
リバプールにとってもすぐに手放すには惜しい人材だけに、1年だけで見限ることはない。スロット監督の指導のもと、さらなる飛躍する可能性を残しており、プレミアリーグでも屈指のミッドフィルダーになれるほどのポテンシャルを有している。
現時点では、元アヤックスMFのトルコ行きはあり得ない話にしか映らないが、はたして…?