テクニックに優れた守備的ミッドフィルダーの獲得を狙うリバプールは、レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディに照準を絞り、新シーズン前に移籍を成立させるためにも攻勢を強めている。
過去にはアーセナルやバイエルン・ミュンヘンなど強豪クラブからの誘いを断っていた25歳ミッドフィルダーだが、以前にも増して移籍の可能性が高まっている。6000万ユーロの契約解除条項が設けられている同選手だが、英『Mail Sport』によれば、イマノル・アルグアシル監督を筆頭に引き留め工作を実施しているようだ。
2019年に同選手をトップチームデビューさせた張本人は、少なくとももう1シーズンはスペインに残ることが最善であると伝え、アンフィールドでのプレーから目を背ける目的で何度も話し合いを行っている。
スペインの情報筋によれば、選手としてのキャリア以外にも、サン・セバスティアンでの生活がいかに充実しているか、この街の友人たちの存在、バスク地方を見下ろすモンテ・ウルグル山地での散歩など環境面でも魅力を伝えているそうだ。
リバプールもアルネ・スロット新体制でどのようなサッカーを目指すのか、そこでどのような役割を期待しているかなど条件面も合わせて交渉を行っているはずで、中盤のプレーメーカーを巡り、説得合戦が実施されている。
はたして、25歳のミッドフィルダーはどのような決断を下すのか…注目が集まる…