ユトレヒトに生まれた元オランダ代表MFウェズレイ・スナイデルは、若い頃アヤックスで頭角を表すと、レアル・マドリードやインテル・ミラノでもプレー。イタリア時代には、ジョゼ・モウリーニョ監督とともに、チャンピオンズリーグも勝ち取った。
2013年の冬には、インテルから移籍が濃厚となり、マンチェスター・ユナイテッド移籍が近づいていた。しかし、代理人が対応を間違ってしまい、移籍は頓挫した。それから、当時ブレンダン・ロジャーズ監督が率いていたリバプールからも関心が届くも、トルコに新天地を求めた理由を語った。
「初めはマンチェスター・ユナイテッドに決めたんだけど、それはマネージャーがちょっと失敗したんだ。当時の代理人がね。」
「その後、リバプールが参戦したんだけど、リバプールよりもガラタサライに決めたんだ。あの頃のリバプールは、今のようなリバプールではなかったからね。」
talkSPORT
2017年までガラタサライで過ごした同選手は、ニースやアル・ガラファを経て、現役を引退。キャリア通算で574試合153ゴール145アシストを記録し、オランダ代表でも134試合に出場し、31ゴールを挙げた。
2010年に開催されたワールドカップでは、決勝まで駒を進めると、120分間の死闘を演じた。惜しくも優勝を逃したものの、得点も取れる攻撃的ミッドフィルダーとして一時代を築いた。
引退後には選手時代の面影はなく、ふっくらした体型に変わってしまった。しかし、当時は世界的なプレーヤーだった元オランダ代表MFをアンフィールドで見てみたかった…