左利きのセンターバックを求めるリバプールは、昨夏の移籍市場でチェルシーDFレヴィ・コルウィルを追っていた。結果的に幼い頃から育ったクラブと長期契約を結び、他のターゲットに目を向けており、左サイドバックでもプレー可能なディフェンダーの名前が数多く浮上してきた。
バイエル・レバークーゼンに所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエもそのひとり。昨季ブンデスリーガで無敗優勝を成し遂げたメンバーで、シーズンを通じて43試合に出場し、ヨーロッパリーグの決勝進出にも大きく貢献した。
最近になって、リバプール移籍を報じるメディアをほとんど見なくなったが、22歳のセンターバックはこの夏での退団に前向きで、新しい挑戦に意欲的なようだ。独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者は、現在進行形で交渉が進んでいると伝えた。
「22歳のディフェンダー、ピエロ・インカピエが8月にバイエル・レバークーゼンを去る可能性が出てきた。」
「インカピエは来シーズン、レギュラーとして先発出場することを望んでおり、新たなチャレンジに前向きだ。他のトップクラブとの問い合わせや話し合いが行われている。しかし、まだ合意はしていない。」
「契約は2027年まで有効。」
🚨🔴 Piero #Hincapie, one to watch now as the 22 y/o defender could leave Bayer 04 Leverkusen in August!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) August 8, 2024
Hincapie is open for a new challenge as he wants to be a regular starter next season. There are inquiries and talks with other top clubs. But no agreements yet.
Contract… pic.twitter.com/cWth9HKFYr
守備的ミッドフィルダーやアタッカーに加えて、この夏もセンターバック確保を狙うリバプールだけに、ふたたびエクアドル代表DFに関心を示す可能性はあるかもしれない。退団を希望していると言われるオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフの去就が影響しそうだ。
はたして、リバプールはアルネ・スロット新監督の嗜好するサッカーを展開するために必要なピースを獲得することができるのか…?そして、その中にピエロ・インカピエは含まれているのだろうか…?