エジプト代表FWモハメド・サラーが全盛期を過ぎ、ルイス・ディアスやダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポらは高い決定率を維持できず、ディオゴ・ジョッタは毎シーズンのように一定期間を負傷で離脱してしまう。
ベン・ドークを筆頭に若手も台頭しているものの、リバプールはアルネ・スロット体制で前線を任せられるアタッカーを探し求めており、EURO2024の期間中にはニューカッスルFWアンソニー・ゴードン獲得に向けた交渉が報じられた。
両クラブ間での条件で合意に至らず、イングランド北部に残ることが濃厚なイングランド代表フォワード。現役時代にフラムやマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグで活躍した元フランス代表FWルイ・サハは、同選手に対してクラブを転々とすることは好ましくなく、今夏は残留するべきだと主張した。
「彼に関心を示すクラブがあっても驚かない。できるだけ早く成長したいと望んでいる選手の兆候を示しているからね。」
「でも、彼にとって移籍するのに良い時期だとは思わない。頻繁にクラブを転々とするのは良いことではないし、彼はセント・ジェームズ・パークに来てまだ1年半しか経っていない。今夏はニューカッスルに残ることを勧めるよ。」
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2023年の冬、エバートンからニューカッスルに加入した23歳のウィンガーは昨季、48試合で12ゴール11アシストを挙げ、飛躍のシーズンを送った。驚異的なスピードとゴール前での決定力は魅力的で、イングランドでもトップクラスのアタッカーに成長した。
“収益性と持続可能性に関する規則”(PSR)への懸念もあり、今後も主力選手を放出しなければならない可能性もあるニューカッスル・ユナイテッドだが、この夏の移籍市場において、イングランド代表FWを手放す未来はあるのだろうか…?