アメリカでのツアーを終え、若手選手を含めてプレーの評価を完了したアルネ・スロット監督ら首脳陣は、トップチームの人員整理を進めている。直近では、サウサンプトンやレスター・シティ移籍の噂もあったポルトガルU-21代表MFファビオ・カルヴァーリョをブレントフォードに売却した。
他にも、タイラー・モートンやステファン・バイチェティッチ、ベン・ドークら期待の若手に完全移籍やローン移籍の話が持ち上がっている中、今シーズン大怪我から完全復活の19歳FWカイデ・ゴードンのスウォンジー・シティ加入が迫っていると、英『DAVEOCKOP』が報じた。
昨シーズンはチャンピオンシップで14位で終えた同クラブは、2024年1月に就任したルーク・ウィリアムズ監督とともに、プレミアリーグ昇格を狙う。リバプール加入直後はエジプト代表FWモハメド・サラーの後釜としても期待された元ダービー・カウンティの右ウィンガーは、ファーストチームでの経験を手にする。
遡れば、10代の頃にハーヴェイ・エリオットはブラックバーンでのレンタル移籍を経て、大きく成長した。カルヴァーリョやモートンも昨季はハル・シティで飛躍し、選手のキャリアにおいてプラスの影響をもたらした。
はたして、ゴードンはチャンピオンシップでの1年で、リバプールのトップチームで争える選手に進化できるのだろうか…?