当時16歳でセルティックからリバプールに加入した若きFWベン・ドークは、ユルゲン・クロップ監督に見出されて、カップ戦を中心にトップチームで10試合に出場を果たした。EURO2024にはスコットランド代表にも選出されたが、負傷の影響で出場は叶わなかった。
アルネ・スロット新監督のもとでもトップチームに帯同し、アメリカでのプレシーズンでもプレー。しかし、レギュラーを争える人材とは評価されておらず、リバプールはレンタル移籍に前向きなうえ、適切なオファーがあれば買取オプションも含める可能性もあると、海外メディア『DAVEOCKOP』が報じた。
さらに、同紙は魅力的なオファーがあれば、今夏の移籍市場で完全移籍での放出も検討しているようで、スコットランドの若きウィンガーのアンフィールドでの時間は残り少ないかもしれない。
オランダ人指揮官が就任したことで、ポゼッションを重視するプレースタイルに変わりつつある。これまでのような縦に早いサッカーから変化することもあって、チーム内での序列が下がった可能性がある。
イングランド国内でも屈指のポテンシャルを有しているだけに、1年間はレンタルで毎週のようにピッチに立てるクラブに移籍して武者修行が理想的な形には思えるが、はたして…?