ユルゲン・クロップ政権において、最終ラインの絶対的なリーダーとして君臨したフィルジル・ファンダイク。的確な指示でディフェンダー陣を動かし、1対1の場面でも落ち着いた対応と高いアスリート能力で、相手の攻撃を止め続けてきた。
昨シーズンからはチームのキャプテンも任されるオランダ代表DFだが、すでに33歳とサッカー選手としてはベテランの域に差し掛かっている。同選手との契約も2025年6月までと迫っており、この夏におけるリバプールの契約更新に向けた動きに注目が集まる。
4ゴールを奪って快勝したセビージャとのフレンドリーマッチを終えた33歳のセンターバックは、現時点で新契約の提示はないと明かした。また、ここまでゼロ補強が続くクラブの強化方針に触れ、リバプールを信頼しているとも語った。
「（契約更新について）今のところ変化はない。」
「もちろん、シーズンがどれくらい続くかによって、何人かを獲得すべきだとは思うが、水面下で動いていると思うし、クラブが僕たちのために正しいことをし、すべてのコンペティションで戦えるようなベストのメンバーを揃えてくれると、僕は確信しているし、クラブを信頼している。」