2023年1月、ノアシェランからベンフィカに移籍したノルウェー代表FWアンドレアス・シェルデルップだが、ポルトガルでの半年間はリーグ戦に1分間出場したのみに終わり、昨シーズンはローン契約でふたたびノアシェランでプレーしていた。
慣れ親しんだクラブでは、39試合で10ゴール11アシストを記録。デンマークでの好パフォーマンスによって、プレミアリーグのクラブから関心を寄せられる結果となった。ポルトガル紙『O Jogo』によれば、リバプールが動向に注目しており、獲得に動き出す可能性があるようだ。
左ウイングを主戦場に活躍する20歳のアタッカーには、契約解除金として1億ユーロが設定されているとも報じている。リバプールが若手有望株に対して、法外な移籍金を支払うわけもなく、ベンフィカが全額を要求するかどうかが鍵になりそうだ。
ポルトガルに移籍する前にも、リバプールの関心が噂されてきた若きウィンガーだが、現時点で契約を取り付けるまで行動に移すとは思えない。左ウィンガーには優秀な選手が揃っており、ベン・ドークら若手も控えており、トップレベルで実績のない高額な選手は必要ではない。
来シーズン、ベンフィカで大ブレークを果たし、ヨーロッパでも屈指のウィンガーに成長した場合には、アンフィールド移籍もあり得るが、はたして…?